KORG microKEY Air-37を購入するとバンドルされている多くのソフト。
「無料なんだし、どうせ大したものは入っていないだろう」なんて思っていたら……
使ってビックリ!実は結構良いものも含まれていました。今回はそれらを使ってみた部分的なレビュー?です。^^;
KORG microKEY Air-37 にバンドルされているもの
箱に入っていたバンドルソフトのカードに書かれている指示に従って手続きをすすめると、自分に割り当てられたシリアルが表示されている画面にたどり着きます。
KORGをはじめとした様々なメーカーのものが揃っており……
- KORG Gadget 2 Le for Mac
- KORG Gadget 2 Le
- KORG Module
- Ozone Elements
- Skoove – Premiumプラン 3ヶ月トライアル
- Melodics
- M1 Le
- 「Live」シリーズ (ディスカウント・クーポン)
- A|A|S Pack
- Reason Lite
- Digital Synsations
列挙しただけでこれだけあります……。^^;
これは何なのか?
多彩に使えるようなのですが、なんか要らないものや自分には使えないものも多数あります。
KORG Gadget 2 Le for Mac
KORGが出している「DAWの様なもの」です。オーディオ以外は一通り扱えるらしく、最近話題になり始めています。※入れませんでした。
KORG Gadget 2 Le
上記のiOS版。※iPadはもっておらず、iPhoneでやりたくないので入れませんでした。
KORG Module
こちらはKORGのピアノ音源iOS版。……なぜiOS限定なのかが不明ですが入れませんでした。
Ozone Elements
驚愕の自動マスタリングソフト!後半で詳細をレビューします♪
Skoove – Premiumプラン 3ヶ月トライアル
実はM-Audio Keystation61Mk3にもバンドルされているこちら。所謂ピアノレッスンサイトの3ヶ月トライアル。実際にやってみたので、後半で簡単にレビューします!
Melodics
何だこれは……?^^; 調べてみたら「ビートマニアの様な画面で毎週リリースされるレッスンをこなし、能力を高めるソフト」とありました……。ん? 何だって?^^; つまり、何かしらのキーパッドがあればという前提っぽい……。
こんなのがあればベストなんだと思いますが、どうやらMIDIキーボードでもできるらしい……。まぁ、リズム感覚をトレーニングするもの……でしょうか?※入れませんでした。^^;
M1 Le
コルグの名機「M1」の音源です。簡易版なので色々と制限があり、有料アップデートも可能です。実際に使ってみたところ「かなりいい音」で、楽曲にも使用しています。オススメ!
「Live」シリーズ (ディスカウント・クーポン)
海外では大人気のDAWソフト、Ableton社「Live」、「Live Suite」、「Live Intro」のディスカウント・クーポン・コードです。必要ないので未使用。
A|A|S Pack
エレピの音源とギターアンプです。こちらもなかなかいい音。
Reason Lite
DAWソフトのお試し版の様です。私だけなのかも知れませんが、聞いたことがないソフトですね……。※必要ないので入れませんでした。
Digital Synsations
シンセ音源です。う〜ん、使い方次第ですかねぇ……。
実際に使って「得した!」と思ったソフト
で。実際に使ってみたところ、驚くべき効果があったソフトを詳細にご紹介します!
Ozone Elements
使うべきです!
実際にバンドルされているのは「iZotope Ozone8 Elements」というソフト。現在Ozoneのバージョンは9になっており、その一つ前のバージョンの且つ廉価版が付いているのですが……
その効果が凄いと驚きました……。
ちょっと例をUpしますので、上下の「再生ボタン」を行ったり来たりスイッチしながら、部分的に聴き比べてください。片方を再生しながらもう片方を再生すると、古い方は停止します。
↓Ozone OFF「Run like Rolling」の一節
↓Ozone ON「Run like Rolling」の一節
その違いは明らか。ブラスがきらびやかになり、全体的に奥行き感が出る。
どちらもOzoneのOnとOffの違いだけで、それ以外は一切変更していません。
ここまで自分なりに「マスタリングはここまでかなぁ……」と思うほどに詰めた曲でした。そこでふと「あ、バンドルされているソフトって何があったっけ?」と思い、入れてみただけ。なのに
マスターアップ予定だった楽曲が、Ozoneを入れたことで再度マスタリングしなおす事になった
というソフトなのです……。全く自分の不甲斐なさには呆れます……。^^;
これを使ってリリースした「Run like Rolling」はこちらから
聞けばわかると思いますが、エキサイターの様な、音を前面に出す効果を作り出してくれます。
しかし、エキサイターの様な「キラキラしすぎ感」がありません。どうやらダブリングに近い技術を使っている様子。
メーカーサイトを見ると「リバーブやEQを使ったステレオ感(奥行き感)」を作り出しているみたい。まぁ手法はどうでも良く、実際に好みの音が作り出せればそれでいいのですが……。
で。すっかり虜になってしまったのでバンドルじゃないとどうなるんだろう?と思い、メーカーからDemo版をダウンロードして試してみました。※要ユーザー登録なので、先にバンドルを登録してしまいましょう。
Ozoneは3種
- Ozone Elements
- Ozone Standard
- Ozone Advanced
iZotope Ozone9にはこの3種があり、それぞれ利用できるパーツが異なります。詳細はこちらの中程をご参照ください。
でも、色々やってみたところ、自分にはElementsで十分であるという結論に。
何よりも効果があると感じたのはOzoneの中にある「Imager」というパーツ。実はこのImager、無料でダウンロード出来るプラグインです。
なので別にOzoneを購入しなくても使えます。今回はバンドルに入っていたのでそのまま使用。
そして、バンドルでユーザー登録されると上位版へのアップグレードが可能になるので、もしStandardやAdvanceが欲しくなった方は利用されるとよろしいかと。
もちろん、マスタリング用に全体にかける必要はなく、ギターを強調したい時にはギターのみにかけるという使い方も可能。
ここ、もう少し目立たせたいと思っていても、コンプレッサー的に限界だった場合にとても便利です!
Skoove – Premiumプラン 3ヶ月トライアル
今回メインで推したいのはOzoneだけなのですが、やってみたら面白かったので、こちらもご紹介します。
最初に書いておきますが、こちらは「クレジットカード登録必須」で、3ヶ月後に会員登録を消さないとそのまま有料会員にされてしまいますのでご注意ください。
一通りの手続きを終え、Safariで開始するとすぐに「このブラウザーでは機能制限があるので、Chromeを使ってください」と表示。
仕方ないのでChromeを使ってレッスンを開始しました。すると……
え……。ブラウザーがMIDIを認識している!?
と驚きました……。^^;
何しろ、Chromeを使うとブラウザー上で自分が弾いたキーとタイミングを判別し、実際にChromeから音を出してくれるのです!
まぁ、考えてみればMIDIキーボードはUSB接続をしているので、MIDIじゃなくてもデータとして取得すること自体は可能です。でも……凄い。
それをChromeが判断し「良いですね!次へ進みましょう」などと言ってくれます。
そして「繰り返すならCを、先へ進むならDを押してください」と表示され、レッスン中はほぼMacのキーボードやマウスを使う必要がありません。
これは凄い……。
ただ……(もっと先へ進むと変わるかも知れませんが)、利用楽曲が萎える……。
ま、3ヶ月後に解約しますかね……そこまでは頑張って練習してみます。^^;
以上、「KORG microKEY Air-37のバンドルソフトを使ってみた」でした。
\(^o^)/